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Photo見たいと思っていたのですがなかなかレンタルできなく、やっと借りられました。10代の妊娠を描いた「ジュノ」。

あらすじ(cinema cafeより)
16歳の女子高生のジュノ(エレン・ペイジ)は、いつもの退屈な午後、気取らないところが魅力的なクラスメイト・ポーリーと関係を持ち、予定外の妊娠をしてしまう。生まれてくる赤ちゃんに完璧な両親を見つけようと思い立ったジュノは、親友のリーとともに、養子を望む裕福な夫婦、マークとヴァネッサを見つける。9か月間を通して、体形の変化とともに、様々な感情に揺さぶられながら、大人になるための問題に真正面からぶつかっていくジュノ。彼女が最後に下す選択とは…? 『サンキュー・スモーキング』のジェイソン・ライトマンが贈る、ポップでキュートな成長コメディ。

制作費10億たらずの低予算映画でヒットしたすごい映画!と聞いていたのと、非常にいい作品だったと聞いていたので、劇場で見たかったのですが、逃してしまい、そして、なかなかレンタルできなかったので、借りられて嬉しかった!
さて、映画ですが、非常にいい映画でした。日本でも「14歳の母」というドラマがありましたが、場所はアメリカだからか、それともこのジュノの性格からか、非常に前向きに描かれています。私だったらすぐに養父母を探すなんてことはせずに悶々と悩むだろう、というところも、ユーモラスに次々と乗り越えて行ってしまう。養父母離婚の危機では、さすがに泣いてしまい、いろいろと悩むのだけれど、それがきっかけで、子供の父親への気持ちに気づく。
順番は逆だけれど、人生において何が大事で、自分の範疇の中でそれを大事にしていくことをきちんと描いている作品。
10代の妊娠を描くとどうしてもシリアスになりすぎますが、そして、多分シリアスな出来事なのだと思うけれど、起きちゃったんだから、それをどう笑い飛ばして生きて行くかに着眼し、それを軽妙な台詞で(この脚本家は誰だろう!?)コメディに仕立て上げたから、さらにいい映画になったのだと思います。
いづこも...ですが、ジュノの相手、子供の父親が情けない。責任の一端は君にもあるだろうに!?と思うのですが、自分の身に起きていることだからではないのかな。ジュノ任せでいいんでしょうか!? 男性陣には是非見てもらいたい作品です。
(総合評価:★★★★★ 子供に見せよう)


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