(Movie)善き人のためのソナタ
2007年のアカデミー賞外国語映画賞を受賞した「善き人のためのソナタ(Das Leben der Anderen)」をみました。
内容(Yahoo!映画より)
ベルリンの壁崩壊直前の東ドイツを舞台に、強固な共産主義体制の中枢を担っていたシュタージの実態を暴き、彼らに翻ろうされた芸術家たちの苦悩を浮き彫り
にした話題作。監督フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクが歴史学者や目撃者への取材を経て作品を完成。アカデミー賞外国語映画賞ドイツ代表作品
としても注目を集めている。恐るべき真実を見つめた歴史ドラマとして、珠玉のヒューマンストーリーとして楽しめる。
ベルリンの壁崩壊前、そして、後の、東ドイツが舞台。
ネタバレですが、最後に真実を知った劇作家ヴィースラーが、3行の謝辞を出版した本に書いているところで、胸がぎゅーっと来まして。
エンドロールを見ながら涙でした。
良心とは何か?生き延びることと、天秤にかけられるのか?
かけてどこが悪い?それでも、良心があると信じたい。
そんな、心の葛藤が表現されている作品でした。
ヴィースラーが愛を信じ切れずにいるところ、そして、最後のこの3行の謝辞に込めた思い。愛を、見出したのではないか、そんなかすかな期待が混じった終わり方をしている作品でした。
(総合評価:★★★★★ うまくまとめられないのですが、心にぐっときました)
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