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今日は、マイケル・ライター先生が来日していたことから、コミカレ「生殖医療・倫理・法」には出席できず、友人より資料を貰って、自己学習。

本日のテーマは、滝澤先生の「遺伝カウンセリング、DTC(direct to consumer)検査」です。

内容は以下の通り。

  • 悪い知らせをどのように伝えるか
  • 遺伝性疾患は、誰でもが遭遇し得る病気
  • 遺伝治療の現場で
  • 遺伝子カウンセリング
  • 遺伝子カウンセリングとその担い手
  • 日本における遺伝カウンセラー養成の進捗状況
  • 認定遺伝カウンセラー
  • 養成終了までに身につけると期待される到達スキル
  • 認定遺伝カウンセラー養成のための標準カリキュラム
  • DTC遺伝子検査 遺伝子ビジネスの今
    • 遺伝子「ビジネス」
    • Direct to Consumer genetic testing
    • 臨床の場での遺伝学的検査の留意点
    • DTC遺伝子検査の課題
    • 遺伝子ビジネスのこれから

うーん。。。と言わざるを得ない内容。確かに、遺伝カウンセラーの内容は網羅されているけれど、そして、DTC遺伝検査ビジネスに関する言及は、「そうなんだけどねぇ。。。」と言わざるを得ない内容です。授業を受けていないので、実際どのように表現されたかはわかりませんが、表面的な内容だけれども、その裏には、ものすごい議論すべき要素が込められているので、レジュメだけではなんとも判断できぬ内容。

最近、生殖医療や再生医療などのの仕事に関わっているからなのか、こういった議論は現場の人たちは避けてまわる傾向があるのですが(倫理委員会を通ればOK.どうやってトラブルなく倫理委員会を通すかのノウハウが大事になっています)、こうやって面と向かって「考えなされ」と言われているような授業を取ると、前回も使った表現ですが、ハンマーで頭を殴られているような気分になります。

アメリカにいる友人たちの間で話題となった、グーグルが出資している遺伝子診断会社のサービスについて、その是非を問いたくなりました。

上智コミカレ「生殖医療・倫理・法」の記事

 

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