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Photo_3ルワンダ難民のイマキュレー・イリバギザのルワンダでの記憶を書いた「生かされて。」を読みました。

彼女の書いた英語では出版が難しかったため、スティーヴ・アーウィンが共著となっております。

内容(Amazon.co.jpより)
1994年、「永遠の春」と呼ばれたルワンダで大量虐殺が起こった。
人口比9割のフツ族が突如ツチ族に襲いかかり、100日間で100万人の人々を殺したのだ。
牧師の家の狭いトイレに7人の女性と身を隠した著者は、迫り来る恐怖と空腹に負けず、
奇跡的に生き延びた。祈りの力によって、希望の光を灯したその後の彼女は、
虐殺者たちをも許す境地に達する……。

自分ひとりの力では、どうにもならないことがある。

そして、その中でどう生きていくのか。それを決めるのも自分なのだと強く訴えかけてくる本。

ルワンダについていろいろと調べている中で出逢った本ですが、ホテル・ルワンダといいこの本といい、虐殺について事細かに描かれているので、途中で気分が悪くなってきましたが、ここで放り出したらいけないと思って、最後まで読みました。

「夜と霧」を思い出させる内容です。

そして、彼女を含め8人をかくまった神父様には、いろいろと言いたいこともあっただろうけれど、いろいろと文句もあるだろうけれど、この状態でかくまうというのがどれだけ大変なことか。もし自分がその立場だったら、匿っただろうか?と思うのです。答えは、その瞬間にならないと出せないと思いますが……。

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