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Photo_2「デフレの正体」は昨年夏に読んだのですが、ここ最近、会社ですごく話題になっているので、「そんなに良かったっけ?」と、もう一度読み直しました。

ブログにも書かなかったし、スケジュール帳には「読み捨て本」と記されており、頭の中からすっかり削除されていたので、読み直すまで内容を思い出せず...

内容(「BOOK」データベースより)
「生産性の上昇で成長維持」という、マクロ論者の掛け声ほど愚かに聞こえるものはない。日本最大の問題は「二千年に一度の人口の波」だ。「景気さえ良くなれば大丈夫」という妄想が日本をダメにした。これが新常識、日本経済の真実。

読みながら思い出しました。確かに現在の日本の抱えている問題を定義するにはいい本ですが、「これってホントにここに書かれていることなの?」と、とても疑問に思うことが多い本でした。一番疑問に思ったのは「高齢化=デフレ」というところ。高齢化問題がデフレを招いているのであれば、他にも同じような問題を抱えている国々が先進国各国で出てくるはずですよね? 金融政策に関するところは、稚拙としかいいようがない。ファクターは1つだけではないはずなんだが... 
...と読みながら突っ込みを入れまくる。
そして、問題提起するのはいいが、それに対する解決案がほとんど出ていないことに、「問題はみんな分かってると思うんだけどねぇ...」と思った。
以上、上記2点で、私の中で「読み捨て本」にカテゴライズされてしまった本です。
この本の良かった点としては、統計をベースとする数字をあげているところでしょうか。調べなくてもこれを読めばだいたい掴める、そういう意味では、参考書程度になると思います。
先日読んだルービニ&ミームの「大いなる不安定」の方がずっと勉強になる本だと思いました。危機を構造化し説明をしている点が、すごいなぁ〜、なるほどなぁ〜、と、腹に落ちます。

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