トリスタンとイゾルデ
ワーグナーのオペラやシェークスピアの戯曲(ロミオとジュリエットのベースになったと言われています)で有名な「トリスタンとイゾルデ」の映画化。
ワーグナーのオペラの舞台は何度か観ているのですが、映画は初めてです。映画館へ行けなかったので、DVD化を待っていて、見るのが遅くなってしまいました。
あらすじ:(シネマトゥデイより)
コーンウォールの領主マーク(ルーファス・シーウェル)に育てられた騎士トリスタン(ジェームズ・フランコ)は戦闘の末重傷を負い、敵国アイルランドに流れ着く。アイルランド王の娘イゾルデ(ソフィア・マイルズ)から献身的な介護を受けたトリスタンは、やがて彼女と恋に落ちるが、イゾルデはマークと政略結婚することになってしまう……。
ワーグナーのオペラでは、1幕は怒れるイゾルデで、2幕は恋をしたイゾルデがなよなよした感じではなく、自分の人生私が切り開くわ的にすごいのですが、映画はどうかなぁ〜とちょっと期待。
ラブストーリー中心で、オペラのどろどろ感とか悲哀感があまり感じられない。もちろん、映像はきれいなのですが、なんだかとっても幼い恋愛だと思ってしまいました。これだったらロミオとジュリエットと変わらない...
トリスタンとイゾルデを演じる以上、もっと強いイゾルデや、大人な悲哀を求めてしまう!!
好みの問題なのかもしれませんが、ワーグナーのオペラの方がいいなぁ〜と思ってしまいました。原作が有名すぎると、やっぱり映画の評価は厳しくならざるを得ないのかな...
(総合評価:★★☆☆☆ 映像がキレイだけど、消化不良)
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