ブラックダリア
「ブラックダリア」を見ました。ジェイムズ・エルロイの同名小説をブライアン・デ・パルマが映画化した作品。
原作を10年前くらいに読んだ記憶があります。ミステリーハードボイルドにカテゴライズされているこの作品は、一見関係なさそうな出来事が複雑に絡み合って一つのストーリーを作り出す読み応えのある作品。映画化で(いまさら見ている自分が悲しいですが)、ブレイクしたのはうれしい限りです。
あらすじ(シネマトゥデイより抜粋)
1947年、LA市内の空き地で、女性が腰部分を切断された惨殺死体で発見される事件が発生。その女性、エリザベス・ショート(ミア・カーシュナー)はハリウッドで女優になる夢を見ながら哀れな最期を遂げたのだと判明する。LA市警の刑事、バッキー(ジョシュ・ハートネット)とリー(アーロン・エッカート)はその捜査にあたるが……。
原作の方がずっといい、というのが見終わった直後の感想。まずヒラリー・スワンクはキャスティングミス!?と思うほど、違和感たっぷり。スカーレット・ヨハンソンはファムファタール的でまぁよしとしよう。
もっと原作に忠実にして、デ・パルマ監督のカメラワークの素晴らしさをプラスしたら、ものすごくいい映画になったかもしれないのに...
と、消化不良の映画でした。
(総合評価:★☆☆☆☆ 原作が有名な分、難しいのかもしれません)
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