ノワゼーへ向かう道
プーランク没後50年を記念したコンサート、「ノワゼーへ向かう道」を聞きに行きました。
今回は偽りの婚約全曲演奏が目的です♪♪
お話 エディット・セリグ(パリ・エコール・ノルマル音楽院教授)
出演 荒木聡子 駒井ゆり子(ソプラノ) 及川尚志 (テノール)市川景之(ピアノ・お話)
曲目
プーランク 動物詩集
シャブリエ 蝉 小さなアヒルのヴィラネル
サティ ジムノペディ第1番
ドビュッシー 海は伽藍よりも美しい パリ女のバラード
ラヴェル マラルメの3つの詩
プーランク その優しい顔 矢車菊 グルヌイエール島 宴に行く輩たち
歌曲集「戯れの婚約」 歌曲集「クルト・パイユ 藁のくじ引き」
プーランクの多くの作品に、「ノワゼー」と書いてあるのですが、プーランクがそこにお城を買って、別荘にしていたところ。
ノワゼーってどこだろう?
コンサートの前に、お茶する時間があったので、検索(笑)
トゥール郊外にある村で、かなりのんびりとした感じのところのようです。
私、こんなのんびりとしたところに住んだら、仕事せずにぼーっとして1年が終わっちゃいそう。
コンサートは、エディット・セリグ女史のお話からスタートし、彼女がラジオフランス時代にマラルメのお嬢様がレコーディング技師で、「パパはそんなこといってない、パパは・・・、パパは…」とパパを連発したお話とか、小話もいっぱいあって、勉強にもなるし、ちょっぴりユーモアもあって、楽しめました。
駒井ゆり子先生の偽りの婚約はすばらしくて、普段セクシーだとは思ったことがないのですが(失礼!)、なまめかしくて、見つめられたらドキドキしちゃって(私だけを見ていたわけじゃないと思うんですけど、こっちを見ているように見えた!)、思わず目をそらしちゃったほど。
プーランクとプーランクに影響を与えた音楽家たちのたくさんの歌曲を聞けて、幸せな午後となりました。
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