(Event)エカテリーナ宮殿
サンクトペテルブルクから南に約25キロ、皇帝の村を意味するツァールスコエ・セロー(Царское Село)にあるエカテリーナ宮殿(Екатерининский дворец)に来ています。
雪の中にブルーがとっても美しい夏の宮殿です。
最初の宮殿は、1724年にエカテリーナ1世のために建築されたそうです。
エカテリーナ宮殿の大広間は、本当に素晴らしく、白夜ゆえ窓からの明かりで十分で、シャンデリアがないのが特徴。
大きな窓から差し込む光が、金色の彫刻や鏡に反射して、まばゆいばかり。
1791年6月に大黒屋太夫がエカテリーナ2世に拝謁し、帰国の許可を得たのもこの広場(井上靖の「おろしや国酔夢譚」にそうあった)。
そのエカテリーナご本人はこんな方だったそう。
当時の衣装を身に着けた人形がいました。
黄色のローブというのが、黄金の部屋にあまりに似合いすぎていて、ドキドキしてしまいました。
この部屋の裏には、彼女がつかったバスルームというのがあり、そちらもとっても興味深く拝見させていただきました。
そして、有名な琥珀の間( Янтарная комната )。中は写真が撮れないので、入口で撮ってあげると声をかけていただき、入口で撮っていただきました。
壁一面が琥珀におおわれていて、(第二次世界大戦のときに、ナチスドイツ軍に持ち去られてしまったので今あるものは2003年に復元したもの)、それはそれは、ため息が出ます。
琥珀に赤があったのは知らず、緑、赤、琥珀色、茶色と4色の琥珀が見事な絵画になっています。
琥珀の間以降も、壁一面がカンヴァスで覆われた絵画の間、古代ローマ風の浮彫が見事なお部屋や、青いシルクで壁面が覆われたお部屋等、見事なお部屋が続きました。
ゴージャスなものをみすぎて、くらくらしてしまいました。
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