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225_4セルフ・プロデュース・コンサートのご案内です。

チケット完売いたしました!ありがとうございます(2月13日追記)

日時: 3月9日(土)午後2時~
(開場は午後1時半)

コンサート終了後、出演者を囲んで簡単なお茶会を1Fで行います(午後5時まで)

場所: パソナ本社1F水上ステージ
(広い場所に移します!!)
パソナ本社地下1階
   コンサートホール
 

住所:千代田区大手町2-6-4

アクセス:JR東京駅 日本橋口 徒歩2分
半蔵門線三越前駅B2出口 徒歩2分

チケット: 3000円
(パソナグループスタッフ 2500円)

チケットお申込み: 
info@leonessa-corp.com

出演: 北村真紀子(ピアノ) 上田恵(オーボエ) 秋山ゆかり(ソプラノ)

戦争でクラシック音楽がプロパガンダとして使われたり、戦争がきっかけで音楽家の生き方が大きく変わりました。特に、帝政ロシアからソ連誕生、第二次世界大戦を経て、冷戦終結まで、戦争に翻弄された音楽家が居なければ、今耳にしているような音楽は存在していません。

たとえば、ハリウッド音楽を作り上げたゴールデンエイジの作曲家3名のうち、2名は亡命者で、残る1人はユダヤ系です。亡命の地アメリカで生きていくためのお金を稼ぐ術として、映画音楽を作りまくらざるを得なく、それがアメリカの東側へのプロパガンダとして使われました。

たとえば、ラフマニノフは作曲家としても演奏家としても有名でしたが、亡命に際しピアノメーカーのスタインウェイに多額の借金をした結果、年間200回以上のコンサートに出演せざるを得なくなり、結果、10年以上も作曲ができなくなり、失意の中に生きざるを得ませんでした。

たとえば、スターリンに愛されたグリエールですが、ドイツ開戦の時にロシアが苦戦し、そのロシア国民を鼓舞するための曲を依頼され作ったのが、「コロラトゥーラソプラノのための協奏曲」。歌詞のないヴォカリーズ(あ~で全部歌います)にしたのは、万が一スターリンが歌詞が気に入らなければ迫害を受けるため、無理やりソプラノを楽器に見立てた協奏曲を作ったのです(声楽の協奏曲はこの曲しかありません)。この戦略が見事成功し、スターリンに社会主義の音楽家第一号と認定されました。

戦争が無ければ生まれなかった音楽を、その背景を交えながらお届けします。

タイトルの「2+2=5」について

1928年にソ連のスターリン政権が、5か年計画を4年で達成するスローガンとして「2+2=5」を掲げました。この成功によりソ連型社会主義と呼ばれる独自の社会体制を確立し、社会主義と資本主義の対立の序曲が始まり、その結果、多くの戦争を生み出しました。

この「2+2=5」のフレーズを世界的に有名にしたのは、20世紀最高の小説と呼ばれるジョージ・オーウェルの「1984年」が小説を象徴するフレーズとして「2+2=5」を使ったからです。「2+2=4」と言えないのが戦争。そんな矛盾を抱えながら、生きるために音楽家たちが下したそれぞれの決断と生き方を、音楽の裏にある物語として伝えたい。

そんな思いから、テーマとして掲げさせていただきました

演目: (都合により曲目が変更となる可能性があります

第一部
◆ チャイコフスキー バレエ「白鳥の湖」より 「第二幕 情景」
◆ リムスキー=コルサコフ 歌劇「サルタン皇帝」より 「熊蜂の飛行」   
◆ ラフマニノフ 「楽興の時作品16 第4番」   
◆ ショスタコヴィッチ 「ブロークの7つの詩」より 「オフィーリアの歌」 
◆ ストラヴィンスキー バレエ「プルチネルラ」組曲より 「II セレナータ」
◆ ストラヴィンスキー 歌劇「ナイチンゲール」より 「ナイチンゲールの歌」  
◆ プロコフィエフ ソナタ第6番「戦争ソナタ第四楽章」 
◆ ラフマニノフ 「14のロマンス」より 「ヴォカリーズ」 (Op.34-14)     

第二部
◆ スタイナー 映画「風と共に去りぬ」より 「タラのテーマ」
◆ グリエール 「コロラトゥーラ・ソプラノのための協奏曲 Op.82」 より「第一楽章 アンダンテ」
◆ リムスキー=コルサコフ 「グリンカの主題による変奏曲」      
◆ スクリャービン 「2つの左手のための小品」
◆ バーンスタイン 歌劇「キャンディード」より 「着飾ってきらびやかに」
◆ ハチャトゥリアン バレエ「ガヤネー」より 「剣の舞」   
◆ ピアソラ 「リベルタンゴ」

◆ “The War is Over”

 

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