【舞台】運命の力@Staatsoper

Forzatotale5ウィーン国立歌劇場でヴェルディの「運命の力」を観てきました。相変わらず3€の立ち見席で、ちょっといいところで観ようと思ったので、4時から並び、それからオペラを観たので、かなり疲れました。4時から並んだので、非常にいい場所で観れたのですが、立ち見ってホントに体力がいるなぁ〜...と、つくづく思いました。時間がたっぷりあったので、3月に歌うルチアの狂乱の楽譜をたっぷり勉強できたのは良かったです。

キャスト

Jesús López-Cobos | Dirigent

David Pountney | Regie

Richard Hudson | Ausstattung

Beate Vollack | Choreographie

Fabrice Kebour | Licht

fettFilm (Momme Hinrichs und Torge Möller) | Video


Violeta Urmana | Leonore

Alberto Gazale | Don Carlos

Fabio Armiliato | Alvaro

Ain Anger | Padre Guardiano

Nadia Krasteva | Preziosilla

Ain Anger | Marchese di Calatrava

Tomasz Konieczny | Fra Melitone

Elisabeta Marin | Curra

Michael Wilder | ein Alkalde

Wolfram Igor Derntl | Mastro Trabuco

Marcus Pelz | Chirurgus

すごくシンプルな舞台。十字架を非常にうまく効果的に使っていて、復讐と絶望と贖罪の中に生きる兄と妹とその恋人のドロドロドラマが、少しさっぱりした感じに見えました。フィレンツェ歌劇場のメータの作品とは、舞台美術も演出も全然違ったので、面白かったです。
運命の力は序曲がすごく好きで、序曲を聞くだけでもわくわく!
自分がソプラノだからソプラノに厳しいのかもしれないけれど...メゾからソプラノに転向したヴィオレッタ・ウルマナはできればもう少しやせてて欲しかった...(役柄のイメージ的に)。ヴェルディ歌手をこれだけそろえないと運命の力は上演できないから仕方ないかもしれないけれど、やっぱりもう少しダイエットを...以前に観たときよりも、確実に太っていらっしゃいます。
ヴェルディはあまり歌わないけれど、ドロドロとしたこの人間の汚いところを描く作品は、意外と好きです。
並んでいた時に、何人かの常連の方とおしゃべりをしていたのですが、ヴェルディのドロドロを聞いた後には、心を洗うウィーンの教会音楽を絶対聞くべき!と、おすすめ3カ所を教えてくださったスコットランド人のおじいさん。今度の日曜日に、モーツァルトのミサ曲をやるので、それを絶対聞きに行くべし!というおすすめに従い、日曜は教会音楽に行く予定です。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


アーカイブ

ページ上部へ戻る