明治大学で講演: キャリアに必要なポータブル・スキルとは?
最近大学側は積極的に、キャリアについて外部の講演を増やしているように思います。
今回のテーマは、「女性のキャリア育成」についてでした。オーディエンスの半分以上が男子学生でしたが、「女性のキャリア」というところにフォーカスを置いてお話をしてほしいと頼まれました。内容的には、男性でも女性でも活用できるものを、なるべく多く話すように心がけました。
今回Q&Aであがった中の1つが、「ポータブルスキル」について。学生から社会人になるとき、社会人になってからも、専門知識だけでなく、業界を超えて使用できるポータブル・スキルを身につけるようにという話をしたのですが、学生時代に身につけられる「ポータブルスキル」にどんなものがあるのか?という質問が出ました。
一つはは、「勉強の仕方」ではないかと思います。私は、学生時代に、自分の知らない分野の授業を積極的に取っていたので、しかも理系でありながら、単位に必要のない文系の授業もいろいろと取ったため、ものすごく勉強をしなかったいけない時期があります。短期間に大量の本を読み、そこから必要なものを抜き出してくるベースは大学時代に得られていたと思うことがあります。もちろん、社会人になってから、特にBCGに転職してから、大量の本を効率よく読むやり方を身につけたことが一番大きいのですが、やはりベースは、学生時代に作られていると思います。
社会人になってからの方が勉強しなくてはいけないことが多い様に思うので、しかし、学生時代に比べると圧倒的に自由になる時間が少なくなるので、学生時代に、しっかりと効率の良い勉強法を身につけておいてもらいたいなぁと思います。
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