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絵: かたぎりもとこ

絵: かたぎりもとこ

発想力とはなにかを思いつく力です。なぜこの発想力が必要とされているのでしょうか。

 

「私は一会社員だから、がんを治す薬とか次世代ディスプレイの開発とか、偉大な発明に携わる必要なんてないから、発想力は必要ない」というのは大きな間違いで、仕事をしていれば、この発想力を必要とされるときがあるのです。

 

たとえば、問題発見力があればその問題を指摘し、打ち手を促す提案書は作れますが、その問題を解決するための方法は見つからない場合があります。特に、ビジネスでヒットを生み出すには、人と同じことをやっていてもダメなのです。競争条件が同じであれば、先に手を打った人のほうが有利ですし、競争条件が違う場合、特に、自分が置かれている立場が不利な場合は、独創的な打ち手が必要となってきます。

 

「お金は少ない、マンパワーも少ない。でもこの業界でNO.1になりたい! 売上を大幅に伸ばしたい!」

 

そんなときに必要とされる企画書を作るためには、この発想力というのが不可欠なのです。

 

発想力は、無から生み出す場合と、あるものから作り出す場合の2つの方法があります。

 

 来週から、以下の内容を1つずつご紹介しますね。

  • 「考えて生み出す」発想法
    • 分野の掛け合わせで生みだす
    • アンメットニーズ(満たされていない顧客のニーズ)
    • 逆転の発想法
    • 過激な意見に耳を傾けよう
    • ホワイトスペースを見つけよう
  • 有名な手法で発想力を磨く
    • スキャンパーのチェックリスト
    • ブレーンライティング
  • 気づく力を養う
    • プロ野球型か、サッカー型か
    • 伝統芸能をビジネスにしたかったら「道」を作れ!
    • シティウォッチング
    • コンビニ活用法

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