シャンデリア

Photo_2友人の自宅(邸宅と呼んだ方がいいのか!?)に行ったときに、彼女のおばあさまがパリから持ってきたというシャンデリアを見て以来、シャンデリアが欲しかったのですが、なかなか、「これだっ!」というものに巡り会えず、時がすぎること、はや15年強。
実は、4年ほど前に、クリニャンクールで素敵だなと思うものに出逢っているのですが、お値段もすばらしくって、しかも「これ、どうやって持って帰るんだ!? 万が一持ち帰れたとしても、家の大きさと釣り合わないよっ!?」というもので、断念しました。そういうものは、「きっとご縁が無いの。だから、私のそばに置いておく必要はないのよ〜」と思うことにして、記憶から消し去る(笑)。
どうしても欲しいモノに出逢えなければ、不便でもなしで過ごして、しつこく探しまわり、出逢えたときに連れて帰るというのが私の買い物スタイル。
#だから、あれこれ足りないものだらけで過ごしています。でも、どうせなら、好きなものに囲まれて暮らしたい!! うちのカーテンをなんとかしろと皆様に言われているのですが、なかなかこれというものがないし、なぜか今カーテンを決めたい気分にはならないの。
アンティーク風のシャンデリア。ORRBが試作に1点のみだけ作ったもので、結局商品化されなかったもの。いぶし銀というのは、ありそうですがあまり数が多く無い。しかも、あまり広くない家に住んでいる私にはちょうど良い小ぶりのサイズ。商品化されなかった理由は、個性的すぎということなのですが、それが私には「いい〜〜」とぴったり来てしまいました。試作品なので、もちろん価格は破格に安い!材料費プラスアルファくらいの価格で、申し訳なく思ってしまいます。
...ということで、おうちに連れて帰ってきました。早速、窓際に吊るしてみる。
う〜ん、素敵っ!!
Ca390070Ca390071これまたしつこく探しまわったアンティークのモンクスベンチ、アメリカから手荷物で持ち帰ってきた幼い頃から使っているスペインの椅子、大量の花に囲まれて、とってもハッピーになりそうなコーナーができた〜〜♩ このベンチに座りながら、映画を見るっていいよね〜〜♩♩
#モンクスベンチ:修道院に入るときには、1つしか家具を持っていけないため、1つで複数の役割を果たす家具を作ります。我が家のは、写真のように、ベンチ、コーヒーテーブル、リネン入れの3つの機能を備えたもの。1905年にイギリスで作られたそうです。子供の頃にモンクスベンチを見て以来、どうしても欲しくて探しまわっていましたが、気に入るものやコンディションのいいモノに出逢えていませんでした。昨年の夏、ジブリ博物館で丸テーブル版のモンクスベンチを見て、私はやっぱり長方形のが欲しい!と思い直した直後に出逢いました。お店の人に「秋山さんの粘り勝ちですね!」と言われてしまったほど、何年もかけて探しました。
この1年くらい、今までずーっと欲しいと思っていたモノに次々と出逢えているので、出会いの1年なのかなぁ〜。なんだかとっても不思議です。今まで、移動が多かったので(アメリカから日本とか、日本からヨーロッッパとか、戻ってきたと思ったら今度はアジア!とか!)、大物家具を欲しいと思っていても、出逢えてなかったのもあるけれど、買うことはほとんどなかったのだけれど、もう落ち着く時期なんだろうか!?
...なぞ、いろいろと考えてしまうほど、自分がイメージしていたモノに出逢えて、うれしい。
家の中はアンティークと現代インテリアやアートが共存しています。小物も服もインテリアも基本的にトラッドやクラシカルなものが好きだけれど、ものすごくポップなものやクリエイティブなものもとても好きなので、7:3くらいの割合(?そのときの気分によるんだけれど.今はそんな感じかな?)同じ空間の中に存在しています。また、洋のものが多いけれど、和のものも共存しています。
そんな部屋はとっても自分らしいと思うし、世界で一番落ち着く場所です。
以前、スタイリストの人に、「秋山ゆかりを知るには、部屋にいかなければその人となりが分からない。部屋をみて初めて秋山ゆかりの全体像が分かる」と言われたことがあるけれど、共存しないと思うものが共存しているのがどうやら私だということらしい。一面だけを見ていると、見誤ると言われたけれど、そんなに難しいとは思わないんだけどな〜(本人はすごくシンプルだと思っているだけか!?)

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