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お友達が桂花醬を作るのに金木犀の花を集めていると聞き、台風が来る前に、娘と一緒に庭の金木犀の花を摘みました。

「おててが金木犀になちゃった〜〜」といつまでも香りの残る指先を嗅ぎながら娘が笑っていました。

金木犀にはイチョウと同じく雄株雌株あるけど、日本には雄株しかないので実をつけないことや、お茶やお酒や香辛料の香りづけに使うことや、日本で広く金木犀が広まったのは汲み取り式のトイレの臭いをごまかすためで、トイレの芳香剤として使われた時期もあるらしいので40代以上の世代にとってはいい香りではないかもしれないなど娘と話していたら、「私は雨の匂いになる」と言っていて記憶と匂いって関係があるなぁと思いました。

 

効率的な生活とはほど遠いけれど、こうしてゆっくりとした時間を過ごすのも悪くないなぁと思っています。

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