ティンカーベル

Photo_3Photo_4昨年12月に公開された「ティンカーベル」を見ました。

内容(goo映画より)

ネバーランドにある妖精の谷ピクシー・ホロウに女の子の妖精が誕生し、ティンカー(もの作り)の妖精“ティンカー・ベル”と名付けられる。もの作りこそが彼女の才能なのだ。折から谷は人間の住むメインランドへ春を届ける準備に大忙し。ところが、道具作りや修理が仕事のもの作りの妖精は水や植物を司る妖精たちと一緒にメインランドへ行くことができないと知り、別の才能を開花させようと春を呼ぶ仕事に挑戦する。
世界で一番愛されている妖精の誕生秘話がようやく明かされる。J・M・バリの戯曲をディズニーがアニメーション化した『ピーター・パン』に登場する小さな妖精は、これまでミステリアスな存在だった。なにしろ過去2本の映画の中で彼女は一言もセリフのないままファンを魅了してきたのだ。それが今回、初めて言葉をしゃべり、誕生の瞬間から、仕事に精を出す様子や、生まれ持った才能を受け入れられず苦悩する姿まで披露される。そして、直観的に行動してはトラブルを連発し、なかなかの問題児であることも。とはいえ、手先の器用さとユニークな発想こそがティンカー・ベル最大の武器。彼女の奮闘が夢のような奇跡を起こすのだ。

アニメが非常にキレイというアニメーションのクオリティの高さだけでなく、子供と大人では、受け止め方の違う映画、しかも家族で楽しめるという素晴らしい映画でした。子供から見れば、ピーターパンへ繋がる妖精の物語、つまり夢の世界ですが、我々大人には、モノ作りよりもお金を優先した結果、世界大恐慌へと繋がった昨年のリーマンショックについて警鐘を鳴らしているのではないかと思いました。地道なモノ作りは、一見華やかな職業を支える大事な仕事なのだと、伝えている気がします(深読みしすぎ!?)
また、ウェンディとの出逢いまでを描いたという点では、展開の仕方が非常に良いです。また、ピーターパンで活躍するこの妖精が、なんとオタクのアイドルだった!という衝撃のシーン。笑いました。やはり、時代の流れを反映したのでしょうか!?
4部作の第一弾だそうで、これからシリーズで展開されるものだそうですが、昨年12月と言えば、本国(米国)では、ウォーリーが一押しの作品だったため、アメリカでもひっそりと公開されたきりの作品です。続きがちゃんと出るのか心配でしたが、「ティンカーベルと月の石」が12月23日に公開されるようです。こういういい作品は、是非、力をいれてマーケティングしていただき、多くの方に見てもらいたいと思いました。
(総合評価:★★★★★ 非常にいい映画です。子供にも大人にも是非見ていただきたい!)


関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


アーカイブ

ページ上部へ戻る