大統領の料理人
先日茅野みつるさんとご飯をしたときに、「絶対見たほうがいい!」と話題となった「大統領の料理人」。
週末に見てきました!
内容(映画.comより)
「フランス最後の国父」と称されるフランソワ・ミッテラン大統領に仕えた、仏官邸史上唯一の女性料理人ダニエル・デルプエシュの実話をもとに、大統領のも
とで働く女性シェフの奮闘を描くドラマ。片田舎のレストランを経営しているオルタンスは、ミッテラン大統領の指名によってエリゼ宮のプライベートルームに
迎えられる。オルタンスは、規律に縛られた男社会の厨房で孤立しながらも、ひたすらに料理の味を追求。やがて、オルタンスの情熱が冷え切っていた厨房を刺
激していく。監督は「恋愛小説ができるまで」のクリスチャン・バンサン。
冒頭で出てきた、サヴォワ産のキャベツとサーモンのファルシ。
くぅ……。おいしそう。
レシピ本を暗記するほどお料理好きな大統領が、食事療法で行き詰った(であろう)ときに、キッチンにこっそりお忍びでやってきたときに出された、軽くトーストしたパンに、トリュフ入りバターを薄く塗って、スライスしたトリュフを隙間なく敷き詰めたもの!
あぁ……。食べたい……。
間違いなく、映画館にトリュフの香りがしました。口の中に、トリュフが広がっていって……。
お腹がすいてすいてたまらなくなる、おいしそうな料理の数々に、倒れそうになりながら(お腹がすいているときに見てはいけない映画です)、男性優位の職場で孤軍奮闘するオルスタンスの姿に、「私も若いときそんなことがあった~」と、自分の過去を思い出して、ちょっぴり涙しながら、お腹がぐぅ~となったり、なんとも忙しい映画でした。
どんな状況でも自らの仕事に誇りを持つ彼女はくじけないし、新たしいことにチャレンジし続けるオルタンスの姿に、元気をいっぱい貰いました。
前述の大統領がお忍びでやってきたときに、いじめられまくっていたオルタンスに「人生のトウガラシだ!」といい、逆境だからこそがんばれるというお話をしていたときの、セリフにも、じーんときてしまいました。
最後にオルタンスが大統領へ綴ったお手紙に、「報われることの少ない仕事でした…(中略)…でもあなたのために働くのが好きでした。」とあるのですが、私も職場で激しいイジメを受けたけれど、とても上の方にいた方がよく分かってくれていて、支援してくれたときのことを思い出して、ボロ泣き。
そう、いじめられたってなんだって、同じ想いをシェアしている、同じ方向を見ている人がいれば頑張れる!
茅野さんにいい映画教えていただきました。感謝っ!!
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