真珠の耳飾の少女
オランダの画家、フェルメールの絵画、「青いターバンの少女」を題材にした映画、「真珠の耳飾の少女」。
シノプスはこちらで。
好きか嫌いかといわれると、答えに詰まる映画ですが、映像がものすごくきれい。屋根裏にさす光のやわらかさ、絵の具の色、など、光と影、そして、色をものすごくうまく使った作品で、フェルメールの絵の世界に連れて行ってくれるようでした。
ストーリーは淡々としていて、ストーリー自体がすごくいいとは思いませんでしたので、好きか嫌いかと聞かれると困ります。ストーリーとして説明不足な点もあり、あれってどうなってるんだろう??と思わせるのですが、全体的にダークなトーンのオランダの冬を思わせるシーンに時折使われる美しい色たちに、映像の世界に引き込まれていきました。髪の毛のはらっと落ちる美しさなども非常にうまく映像として取り入れられていて、きれいをたくさん思わせる映画です。
スカーレット・ヨハンソンの演技がとてもいいです。ちょっとした表情で、使用人として、そして、女としての感情をとてもよく表現していました。アイランドよりもずっとよかったと思いました。
(総合評価: ★★★☆☆)
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