カストラート
秋のコンサートで歌うヘンデルのオペラ「リナルド」のアリア、「私を泣かせてください」のカデンツァの参考のために、「カストラート」を見ていたら、ついつい全部見てしまいました。最近、時間の使い方がものすごく下手です。(反省モード)
内容紹介(Yahoo!映画より)
かつて18世紀のヨーロッパに実在した、禁断の声を持ったカストラート。そのボーイソプラノを維持する為に去勢され、20世紀の現代では存在そのものが禁じられているカストラートのバロック・オペラの中でも、伝説のカストラートと呼ばれたファリネッリ。物語は、彼を取り巻く陰謀、政略、裏切り、苦しみを史実を基に展開してゆく。
何度見ても本当にいい映画です。
しかし、声的には、ありえない声だとすぐに分かるのは、いくらいい技術だからといって、ごまかしがきかないなぁ。。。と思いました。
現在のカウンターテノールには声の高さと声質で歌えないため、高音域は女性のソプラノ歌手、低音域を男性のカウンターテノールが歌い、その語、IRCAMが音声変換をして、2つの録音を合成し、映画の役者の動きと合わせて、作ったものです。だから、あれ?と思う、声になっています。
カデンツァのバリエーションがすごくキレイなので、コロゆえに出せるかもしれないと思って、必死に譜面起こしをやりました。が、途中から、映画に引き込まれてしまい、譜面起こしの途中のまま(自分の歌う楽譜に書き込まなくてはいけないのですが、そこまではやっておらず。。。。)、映画を見てしまったのでした。
明日、がんばろう...(遠い目)
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