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GoemonGWに見損なった映画「GOEMON」を見ました。

解説(シネマトゥデイより):
『CASSHERN』の監督を務めた、紀里谷和明が約5年ぶりに放つエンターテインメント超大作。戦国の世を舞台に、超人的な身体能力を武器に金持ちから金品を盗み、貧しき者に分け与える盗賊・石川五右衛門の壮絶な戦いが描かれる。主人公・石川五右衛門を演じるのは江口洋介。共演は大沢たかお、広末涼子ら。役者たちがトレーニングに6か月を費やしたというアクション・シーンと、デジタル技術を極限まで駆使した圧倒的な映像美に注目だ。

あらすじ(シネマトゥデイより):
織田信長(中村橋之助)を暗殺した明智光秀が討伐され、豊臣秀吉(奥田瑛二)が天下を取った時代。超人的な身体能力を武器に金持ちから金品を盗み、貧しき者に分け与える盗賊・石川五右衛門(江口洋介)がすい星のごとく現れ、庶民を熱狂させる。そんな中、五右衛門は盗み出した財宝の中に重大な秘密が隠されている南蛮製の箱を見つけるが……。

あれだけ広告をしたのに、興行成績はイマイチだったと業界で話題の映画だったので、ある意味、とても見るのをとても楽しみにしていた映画です。
#100万人記念とウェブにありますが、赤だったと聞いています。
果たしてこの映画はほんとにいいのか、悪いのか?マーケティングはどこで失敗したのか?
紀里谷和明氏の絵なので、もちろん、とてもキレイ。ただ、紀里谷和明氏が紀里谷和明氏のために撮影したのだろうと思われる(キャシャーンも同様ですが)作品で、完全に自己満足の世界が展開されています。B級映画が好きな人には、ここまで自己陶酔して映画を撮るなんてすごい!と思わせてしまうほど、紀里谷ワールド全開です。
そして、GOEMONというタイトルではありますが、数多くの歴史上の方々(明智や豊臣をはじめ)出てきますが、彼らの名前を借りた紀里谷和明氏の独自のストーリー展開。本当に名前を借りただけで、ここまでストーリーを作り上げる能力はすごいな〜と、全然違うところに感動を覚える作品です。
マーケティングが失敗したのは、ターゲットセグメントが間違ってたからでしょう。映画オタクやB級映画好きな人に向けて発信すれば、結構評価はあがったのでは?興行成績に繋がったのでは?と思われる作品です。
(総合評価:★☆☆☆☆ ここまで自分のワールドを作れるのは凄いです...)


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