イングロリアス・バスターズ
タランティーノ監督作品の中での最大ヒット作品「イングロリアス・バスターズ」の試写会にご招待頂いたので、観てきました。
タランティーノ×ブラピで海外では話題になっている映画で、日本では11月20日から公開です。
内容(cinema cafeより)
ナチス占領下のフランスに投入された、8人のユダヤ人で構成されたアメリカの特殊部隊の活躍を描く。クエンティン・タランティーノによる戦争映画でブラッド・ピットがならず者軍団を取り仕切る中佐役を演じる。
タランティーノ作品なので、かなりえぐいシーンがあります。よくR15指定が取れたなぁ〜と思ったほど。スプラッタ系は得意なジャンルではないので、途中で「うげぇ〜」と言いながら、横を向いた箇所は、3カ所ほど。
しかし、非常に面白い作品に仕上がっていて、最高傑作と呼ばれる理由がとてもよく分かります。また、終わりがとてもいい終わり方です。戦争映画にはありえないユーモアがちりばめられています。残虐なシーンにめげることなく、是非、最後まで観ていただきたいです。
ブラピが一応主役なのですが、残念なことに出ずっぱりではなく、適度に出てくる主役の1人という感じです。また、戦争ものであること、とてもオタクな映画であることから、海外での興行成績は非常にいいそうですが、日本で果たしてどこまで興行成績をあげることができるのか!?
配られたパンフは試写会用に作られていたもので、結構凝っているのですが、逆にこの凝り方がマイナスになる可能性があると思いました。今年始めに日経エンターテイメント!の品田さんにご指摘されましたが、映画会社の方をはじめ(私もですが)、たくさんの映画を観過ぎていて、そもそも面白いと思うツボが違ってきてしまっているので、自分たちがいいと思うものは世間にはなかなか受け入れられにくいという問題があります。是非是非この作品をうまくマーケティングしていただきたいものです。それだけの、面白さが詰まっている作品なので、応援しています!
(総合評価:★★★★☆ 想像以上に良かった!特に、ユーモアのちりばめ方が戦争映画の中ではずば抜けています!)
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映画:イングロリアス・バスターズ タランティーノ × 戦争映画 = こんなのかつて見たことない!
一筋縄ではいかない映画ばかり創り続けている、クエンティン・タランティーノ Quentin Tarantino。
前作、デス・プルーフ in グラインドハウス Grindhouse では、場末の映画館の雰囲気を出すためにあえて「2本立て」+「実在しない映画の予告編4本」という通常考えつかない手法を使い、度肝を抜かれた。
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