小さな命が呼ぶとき
7月24日に日本では公開される「小さな命が叫ぶとき(Extraordinary Measures)」をイタリアから戻ってくる飛行機の中で見ました。
内容(シネマトゥデイより)
エリート・ビジネスマンのジョン(ブレンダン・フレイザー)と妻アイリーン(ケリー・ラッセル)は、幼い子どもたちが難病“ポンペ病”のために長く生きられないと告知される。ポンペ病の権威、ストーンヒル博士(ハリソン・フォード)に会いにいったジョンは、それまでのキャリアを捨て、治療薬を開発する製薬会社を起業することを決意する。
実話をベースにした難病のわが子を救うために、自分で薬を開発するために起業してしまった父を描いた作品です。
ポンペ病という病気を知らなかったのですが、4万人に1人の割合でかかる難病で、兄弟でかかる確率は6%以下とか。オーファンドラッグの開発はとかく企業はしたがらないけれど(儲からないから)、でも、オーファンドラッグの必要性はとてもよく分かり、社会的な意義があると昔から思っていましたが、こうして、薬を開発するために、奔走する親を描かれると、胸が痛くなります。きっと、こうしたいと思いながらも諦めている患者さんとそのご家族も多いだろうに...と。
スピード感溢れる、しかし、とても重いメッセージを伝えてくれる作品です。
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