借りぐらしのアリエッティ
話題のジブリ映画「借りぐらしのアリエッティ」を観てきました。
ストーリー(映画.comより)
イギリスの女流作家メアリー・ノートンの児童文学「床下の小人たち」を、スタジオジブリが映画化。監督は「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」「崖の上のポニョ」で原画、「ゲド戦記」で作画監督補を務めた米林宏昌。企画・脚本に宮崎駿。身長10センチの小さなアリエッティ一家は、人間が住む家の床下で、さまざまな生活品をこっそり借りて暮らしていた。彼らの掟は「決して人間に見られてはいけない」ということ。しかし、アリエッティはその家に引越してきた少年・翔に自分の姿を見られてしまう。
久しぶりに、ジブリっぽい映画だったなぁ〜と思いました。もちろん、ナウシカやラピュタに比べると盛り上がりに欠ける作品ではあるのですが、後からほわぁ〜、じわぁ〜、と、胸に響いてくる作品です。音楽も映像もそしてストーリーも本当にジブリっぽい作品で、ゲド戦記で激怒し、ポニョでジブリはもう終わったか!?と、嘆き悲しんでいた私は、この作品を観て、「やっぱりジブリはジブリだっ!」と、嬉しさでいっぱいでした。
テレビで、音響の大変さを語っていたのを観たのですが、クッキーを砕くシーンでは、「ぉお、これがダンボールの音だったのね」と、裏ストーリーを知っている分、楽しめました。こういう楽しみ方もあるんですね。
ところで、翔の滅び行く種族という言葉には、どきりとさせられました。きっと我々人間は沢山のものを滅ぼしたのかもしれないのですが、我々だっていずれは滅び行くわけで、また、1人の人という意味では、誰しもが寿命を持っているのですから、そういう意味では、生けるものすべてが滅び行くもの。儚い人生をどう生きるのか考えさせられるなぁ〜と、思いました。
早くDVDでないかなぁ〜〜、何度でも観たくなる、そして、子供にも見せたくなる、そんな作品です。
コメント ( 1 )
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映画<借りぐらしのアリエッティ>
早速見て来ましたよ〜!
ジブリ映画<借りぐらしのアリエッティ>!
ぼくは、あの年の夏、
母の育った古い屋敷で、一週間だけ過ごした。
そこでぼくは、
母の言っていた小人の少女に出会った――。
人間に見られてはいけない。
それが床下の小人たちの掟だった。
イギリスのメアリー・ノートンの「床下の小人たち」を基に、
古い家の台所の下に暮らす小人一家の物語が展開するジブリ・アニメ。
日本語版は「小人の冒険シリーズ」として、岩波書店から発行され…