リコーダーとリュートの旅

「リコーダーとリュートの旅~スペインからイタリア、そしてイギリスへ~
古い楽器で楽しむ16-18世紀の音楽@コンフィチュールエプロバンス 銀座本店
リコーダー 中川つよし氏、リュート 坂本龍右氏

よく行くコンフィチュールエプロバンス銀座本店で、初めてコンサートが開かれるということで、そして、バロック音楽が好きなこともあり、行ってきました。

リュートの生演奏を生まれて初めて聞きました。リュートは思っていた以上に軽い楽器で、こんな軽さなのに、なぜこんな音が出るのだろう?と不思議に思ったほどです。

1700年ごろのイギリスのイギリスのグラウンド、作者不詳の「グリーンスリーヴスによる変奏曲」はすばらしかったです。どこか懐かしくなるような旋律。いったいどこで聞いたのだろうと記憶の糸を手繰るものの、結局は分からずじまい。懐かしく、でも胸が苦しくなるような曲でした。

坂本さんはご両親がダンスリールネサンスの演奏家だそうで、リュートのケースがゆりかご代わりだったらしく、体に音楽がしみこんでいて、譜面なしで弾いてしまっているそう。すごいです。

これを機会に、古楽器の曲をもっといろいろと聞いてみようと思いました。

主な曲目:
・D.オルティス(ca.1510-1570):
  「甘き思い出」に基づくレセルカーダ
・G.P.チーマ(ca.1570-1630):
   ソナタ ニ短調
・Ch.F.デュパール(ca.1667-ca.1740):
   サラバンド、ガヴット、メヌエット(組曲第1番 イ長調 より)
・作者不詳:
   グリーンスリーヴスによる変奏曲
・A.パーチャム(fl1700): (この1曲のみ残っている作曲家だそう)
   ソナタ(ソロ)ト長調
・G.F.ヘンデル(1685-1759):
    ソナタ イ短調 作品1-4

(総合評価:★★★☆☆)

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