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Photo_3朝からドイツ語と格闘しながらモーツァルトの「劇場支配人」を翻訳しています。
ドイツ語はとっても苦手。なぜに前置詞がくっついたり、離れたりするのだろうか? と、疑問を持ちながら、辞書をチェックしまくっています。
バックグラウンドミュージックは、ベルリン・ドイツ交響楽団の「劇場支配人」。

ネヴィル・マリナー指揮
ノエミ・ネーデルマン(S)
オフェーリア・サラ(S)
ローター・オディニウス(T)
カーステン・サブロフスキ(Bs)

この作品は、モーツァルトが「フィガロの結婚」を作っている最中に、ちゃちゃっと作ってしまった作品らしい(1月18日に作曲をはじめて、2月3日には終わったとか)。
フィガロは中断したくなかったらしいのですが、オランダの総督アルベルト・フォン・ザクセン・テーシェン大公とその妃のウィーン訪問の際に、来訪の歓迎としてシェーンブルン宮殿内のオランジュリーで行われる祝祭のために、曲を作って欲しいと皇帝ヨーゼフ2世から依頼を受け、断れなかったらしいです。
また、そのときに、サリエリも依頼を受けていて、サリエリとの対決作品だったというのもモーツァルトの気をひいたかどうかは知らないけれど(ここは私の想像の世界なので)、ちゃちゃっと作ったわりには、そして、台本がそれほど面白いと思えないのをこれだけ面白く音楽を作ってしまうのだから、さすが、天才モーツァルト。
なんてことを考えながら、せっせと翻訳した後は、音取り。
マダム・ヘルツを歌うかマドモアゼル・ジルバークランクを歌うのかは、まだ決まっていないのですが、こんなに面白い作品を勉強するのは、楽しい(ドイツ語でなければもっと楽しい...)
初演は、ヘルツ夫人はアロイジア・ランゲ(モーツァルトの妻コンスタンツェの姉)が歌ったらしいので、マダム・ヘルツも歌いたいけれど、銀の鈴をころがすような美しい声を披露するマドモアゼル・ジンバークランクは、コロラトゥーラ・ソプラノとしては歌っておきたい...
ところで、この「劇場支配人」に出てくる「ヴォードヴィル」とはいったい何? 「後宮からの逃走」にも出てくるんですが、wikiに書かれてることはちょっと違うと思うので、これはまじめに調べておかねばならない? 

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