書評: バッタを倒しにアフリカへ

 

 

表紙のインパクトが強すぎて、ジャケ買いした本です。

 

虫は嫌いなので、虫の話が大量に出てきたら、読むのをやめようと思いましたが、杞憂に終わりました。

 

異文化でのフィールドワークのドタバタとポスドクの不安定な身分のモンモンを前向きに(?)突破していく様が、面白すぎて、読むのをやめられなくなり完読!

 

いろいろな方が書かれていますが、著者のファーブルに憧れ…というプロフに、サイエンスな味付けを期待してしまうと、裏切られるので、要注意です。

 

もう一点の注意は、外で読むとちょっと恥ずかしいかも。私は家族寝静まる明け方4時のベッドで読んだんですが、吹き出しそうで途中トイレに移動しました。スタバや電車で読んでなくてよかったと思いました。

 

いやはやおもしろかった。

 

以前、「幻獣ムベンベを追え」のレビューでも書きましたが、やはり私は「何かをやり遂げる時に、人はここまで知恵と体力をつかって追いかける」系の話がとても好きなんだと思いました。

 

最近、子育てを理由に、深堀しすぎない自分にちょっと飽きていたので、これを期にちょっと自分の生き方を変えたいなぁ~と思い始めました(家族には迷惑な話かもしれませんが)。

 

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