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Looking_thumb今日は、ヨガの朝レンに行った後、マザー・テレサを観に行きました。
前回は、満席で観れずだったのですが、今朝劇場に問い合わせたところまだまだ空席はたくさんあるとのことでしたので、観に行くことにしました。日比谷までは自宅から3キロ。ヨガで疲れていたけれど、内堀通りは週末のサイクリングロードになっているので、車を気にせず走れるので、自転車で行くことにしました。車が全然走っていない通りを自転車で占拠するのはとっても気分爽快。10分ほどで、シャンテシネに到着しました。ここまではとっても順調だったのですが…
… チケット代を払おうとした瞬間のことです。お財布が無いのです!!!
とってもショック。普段忘れ物なんてほとんどしないのに!!
がんばって家まで戻ってお財布を取ってきたらまだ間に合う時間。自転車に飛び乗り、全速力で自宅に戻りました。しかし、家に着いた頃にはフラフラ。
ヨガの朝レンに行っていたので、運動量がすでに限界にきていたこと。そして、ヨガの練習をするときには、12時間以上食事をせずに練習に行くので、おなかがとってもすいていたのです。
あぁ、間に合わない。今日は諦めろという神様のお告げ?? と思いながら、部屋に戻ってお財布を取り、家の前にあるタリーズに駆け込み、スナックを調達。でも、これ以上自転車には乗れないわ~、乗っていけたとしても映画の時間には間に合わない!と思い、タクシーに乗って映画館に戻りました。
私、何やってるんでしょう? 
でも、執念(?)のお蔭か、三度目の正直なのか、予定していた回でマザー・テレサを観ることができました。
前置きが長くなってしまいました。
1981年の初めての日本訪問の際に、マザー・テレサにミサでお会いして、握手をしてもらったことを思い出します。ミサに参列した最年少の日本人ということで、握手をしてもらえたのでした。当時は、アメリカ育ちにも関わらず、全然英語が分からず、彼女が握手をする際に何かおっしゃったのですが、何をおっしゃったのかまったく分からず、ただただ何度もシスターのお話に出てきたマザー・テレサに握手をしてもらえたという喜びでいっぱいでした。
そして、今年になり、マザー・テレサの映画が公開されることを知り、ずっと映画を観に行ける日を待っていました。
映画は、とてもよかったです。映画として良かったというよりは、36歳から87歳までのマザー・テレサのドキュメンタリー的な映画として、彼女の意思の強さ、そして、人を愛しつづける姿勢がとてもよく表現されていて良かったです。
私はあまり知らなかったことで彼女が素晴らしいと思ったことの1つが、修道院外での活動をめぐり、修道院や法王庁とのあつれきがたびたびあったにも関わらず、カトリック教会を出ず、生涯カトリック教徒として、修道女として生きつづけたことです。人は、往々にして、困難に出遭った場合、その困難を避けて通る道を選びますが、彼女は困難に出遭っても、その困難を乗り越えるのではなく、調和して生きていく道を選んだことが、本当に素晴らしいと思いました。
「愛されるより、愛せよ」「与えられるより、与えよ」「私たちの行いは大河の一滴にすぎない。でも何もしなければその一滴も生まれない」
力強くシンプルな生き方を貫き通したマザーテレサの生き方に心が洗われた感じがしました。
(総合評価:★★★★☆)

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