ラフマニノフ ある愛の調べ
幼い頃にピアノに没頭していた時期によく弾いたラフマニノフ。大人になった今は、ラフマニノフの曲を歌うようになり、その旋律に酔いしれています。そのラフマニノフを描いた作品「ラフマニノフ 愛の調べ」。
映画好き、音楽好きということで、ご招待いただきました。
内容(goo映画より)
1920年代、NY カーネギーホール。その夜、ひとりの男に観客から惜しみない拍手が送られていた。“ピアノの魔術師”と呼ばれた20世紀最大の作曲家、セルゲイ・ラフマニノフである。常人には弾きこなせないほどの難曲を生み出し、自ら超絶的な技巧で華麗に奏でるその腕前。目の前で繰り広げられる音楽の奇跡に、皆破格の賛辞を贈っている。混乱のロシアから亡命し、アメリカでの成功を手にした彼だったが、それとは裏腹に不安や焦りを感じずにはいられなかった。祖国への望郷の念、新しい曲が浮かばない苦しみ…。そんなある日、彼の元に送り主不明の白いライラックの花束が届く。甘い香りを放つその花は彼にとってかけがえのないものとなる…。
音楽好きからすると、演奏シーンはかなり物たりません。また、ラフマニノフの伝記と称されておりますが、今まで読んだ数々の伝記とこの映画、それなりに物語をつくるためではあるのでしょうが、ストーリーが違っております。したがって、「フィクション」と思いながら、「こういう作曲家/演奏家がいたかもしれない」程度で観るのがおススメです。(言い過ぎ?)
ロシア時代とアメリカ時代のラフマニノフがキレイにわけられてなかったのは残念ですが、ラフマニノフ好きには、映画化されたことだけでも嬉しい限りです。
公開は4月19日からだそうです。
(総合評価:★★★☆☆ もう少しストーリーをキレイにまとめないと分かりづらい。しかし、音楽好きなら観る価値はアリ)
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