青葉繁れる
仙台に出張のため、井上ひさしの「青葉繁れる」を読みました。
内容(「BOOK」データベースより)
「あげな女子と話ができたらなんぼええべねす」…東北一の名門校の落ちこぼれである稔、ユッヘ、デコ、ジャナリの四人組と、東京からの転校生、俊介がまき起こす珍事件の数々。戦後まもない頃、恋に悩み、権力に抗い、伸びやかに芽吹く高校生たちの青春を生き生きと描く。ユーモアと反骨精神に満ちた青春文学の傑作。
仙台の方言が、なかなかいい感じで読めるようになるのには、しばし時間がかかりました。方言だからこそ、これだけの味のある会話が繰り広げられるわけですが、なれないと、今ひとつテンポが掴めない。
松島への旅行の話が面白く、電車の中で忍び笑いをしてしまいました。
女子校だったので高校時代に戻りたいとは思わなかったのですが、大学1年の時に非常に仲良しの友達グループ6人で遊び歩いたことを思い出して、思い出に浸ってしまいました。
今年は、出張先をキーワードにいろいろと小説を読んでみることにしたのですが、面白い小説に出逢えて、すごくいいテーマになっています。
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