フィクサー

Photo_3帰りの便では、日本では公開前の作品、「フィクサー」を見ました。
#試写会の案内が来ていたのですが、スケジュール的に無理だったので、飛行機で見られてラッキーです!!

内容(Cinema Cafeより)
マイケル・クレイトン(ジョージ・クルーニー)は、N.Y.最大の法人向け法律事務所に勤務するエリートスタッフ。だが彼は弁護士ではない、隠された罪の“もみ消し人”である。元・検察官だったクレイトンは、事務所の共同設立者であるマーティ・バック(シドニー・ポラック)の強い要請により、事務所内の最も汚い仕事を受け持っていた。そんなある日、彼はまた新たな“もみ消し”の依頼を受ける。全米を揺るがした3,000億円にのぼる薬害訴訟で、製薬会社が有利なうちに解決されようとしていたそのとき、製薬会社を弁護する弁護士が全てを覆す秘密を握り、その暴露を目論んでいたのだ。だが数日後、その弁護士は死亡。事実を知らされたクレイトンは、不審な死の真相を追究していくうちに、企業の隠蔽工作にとどまらぬ、巨大な陰謀に自らが巻き込まれていることに気づく…。アカデミー賞ほか数多くの映画賞にノミネート及び受賞した極上サスペンス。

身につまされる思いで見ました。実際に、手を染めてしまって、表舞台から消えていった知人もいましたし、自分がその状況に追い込まれたときに、どういう決断をしたか、その結果どういうことが待っていたかということも経験していたので、必要以上に感情移入してしまいました。
企業全部が悪いのではなく、企業の中のほんの一部の人、数名の人たちが、企業そのものを巻き込んでしまう事件。どういうポリシーで仕事をするのか? 再度、問われる内容の作品で、非常に意味のある映画だと思いました。
(総合評価:★★★★★ 企業の重要ポジションに就いている人、つきたい人は絶対に見るべし)


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コメント

  1. 「フィクサー」期待なしで見ればそこそこ面白い

    「フィクサー」★★★☆
    ジョージ・クルーニー主演
    トニー・ギルロイ 監督、2007年、アメリカ、119分
    映画を見終えてちょっと考える、
    この映画はアカデミー賞主要7部門
    (作品賞/監督賞/主演男優賞/助演男優賞/
    助演女優賞/脚本賞/作曲賞)に
    ノミネートさ……

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