Star Trek
同僚から、「絶対観るべき!」と強く勧められ、”スタートレック”を観る。
実は、私は学生時代はトレッキー。Deep Space 9はトレッキーとしては許せないシリーズ。やはり、オリジナルシリーズが一番いい。だから、今回、そのオリジナルシリーズをテーマにしたこの映画は、「絶望するようなものは観たくない」とかたくなに拒んでいたのですが、同じくトレッキーな同僚が、「今年一番感動した!」と大絶賛していたので、騙されたと思って(!)観に行きました。
あらすじ
約200年後の未来。宇宙探索のために作られたエンタープライズ号に乗り込んだ青年ジェームズ・T・カークの成長と、カークの目線と重ね合わせ、宇宙へと進出していく人類の運命と希望を描く。
TV、映画と、長年愛され続けてきた「スター・トレック」シリーズ。本作は、過去に何度も製作された「スター・トレック」の最新作ではなく、1966年に創作されたオリジナルのTVシリーズをヒントに、「LOST」『クローバー・フィールド/HAKAISHA』のJ.J.エイブラムスが再構築した、リ・イマジネーション作品である。舞台は、地球、広大な宇宙空間、未知の惑星。世界的な宇宙進出時代に相応しい現代科学に裏打ちされた確かなリアリティを始め、J.J.ならではのスピーディーなアクション映像、『クローバーフィールド/HAKAISHA』に続くシミュレーション体験を思い起こさせる臨場感、そして、見たこともない映像が次々と押し寄せるVFX映像などが融合した驚異の超大作に仕上がった。(作品資料より)
タイムパラドックスがテーマを支える重要な仕掛けなので、致し方ないのだけれど、ストーリーに矛盾が生じてしまうところは、否めない。が、スケールが大きいスペクタルシーンは、オリジナルなんかに比べ物ならないくらいに、すごくて(時代が時代だから当たり前なのかもしれませんが、とてもよく出来ています)、SFファンは、「うぉ〜〜」と燃えること間違いなし。高速ダイビングのシーンはそれはそれは迫力満点で、「大きなスクリーンで観てよかったぁ〜〜」と心から思いました。
もちろん、このスタートレックだけを観ても十分楽しめるように作ってあるのですが(過去のスタートレックシリーズはどうもディープなファン向けという感じがありましたが)、オリジナルのファンも十分楽しませてくれるようなエピソードやシーンがあちこちにちりばめられていて、過去のスタートレックをもう一度観たい!と思わせる内容です。
想像以上に良かった。ブルーレイ出たら買わなくちゃです!
(総合評価:★★★★☆ それでもやっぱり私はオリジナルが好きよ)
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