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Photo_4本日上場したフェイスブックの創設から巨大サイトへと急成長を遂げた時期までを描いた「ソーシャル・ネットワーク」を見ました。

実は、映画がリリースされてすぐに見ていたのですが、当時、SNSの功罪という出来事があり、レビューを書かずにおりました。中学・高校時代に仲良くしていた友人が、フェイスブックを通じて、どうしても会いたいと当時仲良くしていた5人に連絡があったのに、その連絡を「ご機嫌伺いのメールかな?」程度にしか考えておらず、誰も実際に会う行為を しませんでした。その数か月後、彼女が癌で亡くなったことを知りました。彼女のフェイスブックページはまだあります。ご家族がメモリアルにと残しています。連絡があった前後も毎日のように投稿があり、元気にしているものと思い込んでいたのですが、病気だったことすら知らなかったのです。SNSで見るだれかの姿は「その人の切り取られた一面だけで、全部ではない。真実など、会わなければわからない」と痛感した出来事でした。以来、私のSNSの使い方がすごく変わったと思います。ゆえに、当時この映画を見てもレビューが書けなかったのですが、上場という節目を迎え、改めて、見てみようかなと思い立ち、映画をチェック。

ストーリー(映画.comより)
世界最大のソーシャル
ネットワーキングサイト「Facebook」創設者マーク・ザッカーバーグの半生を、鬼才デビッド・フィンチャーが映画化。2003年、ハーバード大学に
通う19歳のマークは、親友のエドゥアルドとともに学内の友人を増やすためのネットワーキング・サービスを開発する。そのサービスは瞬く間に他校でも評判
となり、ファイル共有サイト「ナップスター」創設者のショーン・パーカーとの出会いを経て、社会現象を巻き起こすほどの巨大サイトへと急成長を遂げる
が……。主演は「イカとクジラ」のジェシー・アイゼンバーグ。共演にジャスティン・ティンバーレイク、新スパイダーマンに抜擢されたアンドリュー・ガー
フィルドら。

元カノに対する交錯した想いや、お友達を増やしたくて始めたことなのに、成功して華やかになっていくほど、大切な友人を無くしていく、自分次第ではあるのですが、その自分を見失いがちになるのだと、警告を出しているのかもしれません。

2011年1月の公開にあたり、どなたかが、「事実とはモチーフにすぎず、監督の解釈」と語っていたと思うのですが、どこまで真実なのかわからないように作られている作品ではあるようですが、短期間でここまで注目されるようになったサービスが、上場を経て、どうなっていくのか、これからも見守っていきたいと思います。

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