【コンサート】横山幸雄 ショパンを弾く〜第三回若き晩年 天国の扉の前で〜
ソロリサイタルが決まってから、ショパン漬です。今日は横山幸雄さんのコンサート「横山幸雄 ショパンを弾く〜第三回若き晩年 天国の扉の前で〜」を観てきました。
【曲目】
幻想曲 op.49 Fantasy op.49
2つのノクターン op.48 2 Nocturne op.48
バラード第4番 op.52 Ballade No.4 op.52
ポロネーズ第6番 「英雄」 op.53 Polonaise No.6 op.53 “Heroic”
ポロネーズ第7番 「幻想ポロネーズ」 op.61 Polonaise No.7 op.61 “Polonaise-fantaisie”
子守歌 op.57 Berceuse op.57
舟歌 op.60 Barcarolle op.60
即興曲第3番 op.51 Impromptu No. 3 op.51
スケルツォ 第4番 op.54 Scherzo No. 4 op. 54
3つのマズルカ op.59 3 Mazurka op.59
ピアノ・ソナタ第3番 op.58 Piano Sonata No.3 op.58アンコール
ノクターンop.62-2
ワルツop64-2
マズルカop41-1
24の前奏曲組曲op28-24
タランテラop43
ワルツop64-1「子犬」
ショパンの晩年、31歳〜36歳にかけての傑作を抽出したコンサートは実に充実したものでした。1曲目にピアノの弦が切れるというアクシデントがあり、1曲目と2曲目の間に、若干のトークをしながら、ピアノの弦を貼り直すという作業が入りました。来年で20年という演奏活動の中で弦が切れたことはほとんど無いらしく(3回目と言っていました)、が、今年に入ってから、軽井沢と今日で2回目だそう。ピアノの弦が切れるって、私も昔はピアノ弾きでしたが、あまりないように思います。偶然にしては、2回も1年にあうとは偶然過ぎます。こういう機会に、彼のトークを聞けたのは、非常に嬉しいアクシデントです。
昔聞いたときよりも、音が優しくなっていました。年と共に音がやわらかくなっているように思います。
5月にショパン全曲のギネス記録を作ったばかりですが、今年は本当にショパンイヤーなのですね。彼がショパンを弾くのは好きです。アルゲリッチ(以前飛行機で隣り合わせたことがあります!)とはまた違う弾き方をしますが、最近、ますます彼のタッチは好きになります。
アンコールなんと6曲も弾いてくださいましたっ!!この後、サイン会が待っているのに!です。
すごい体力だなー。すごいサービス精神だなー。と、思いました。
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