【コンサート】座・サロン特別公演2010 一日遅れのChristmasConcert
高橋啓三先生の主催する啓声会の「座・サロン特別公演2010 一日遅れのChristmasConcert 」に行きました。
出演者:
Sop.醍醐園佳
Alt.伊原直子
Ten.倉石真
Bass.高橋啓三
Pf.森島英子
コンサートの前に、啓三先生にご挨拶させていただきました。すてきなお声で、とてもおやさしくて、感激でした!学習歴やコンクール歴、出演したコンサートのチラシとプログラムとあわせて、コンサートのDVDを1つのファイルにまとめて受け取っていただくことができました。後でレパートリーリストもお渡ししておけばよかったと悔やまれました。もっと準備をきちんとしないといけないなぁと反省です。
今回伴奏をされた森島英子先生は、2年ほど前にコレペティレッスンをしていただいたときに、バッハのBist du bei mirを見ていただいたのですが、そのときにドイツ語を苦手としていた私に「あなたきれいな発音しているのだから、そんなにドイツ語って構えることないのよ」とやさしくおっしゃってくださって、ドイツ語を歌うときの細かいアドバイスをくださりました。先生の伴奏で歌うと、なんだか自分がとってもうまくなった気がするすごい先生なのですが、今回の伴奏でも「森島マジックって聞いたけど、演奏会でもマジック振りまくんだ~」と思うほど、エレガントで素敵な空間を作っていらっしゃいました。
伊原先生は、どうしてあんなに低い声も高い声も響きがまったく変わらずに、体全体が鳴り響いていて、まったく苦しそうでもなく、美しく歌えるのだろう!? カルメンがすばらしくて、ため息が出てしまうほどの演奏でした。ミニヨンを歌いわけるプログラムもとっても素敵でした。豪華なプログラムでした。
啓三先生の声がすばらしくて、お茶目な感じ、せつない感じ、激しい感じ、と、声の色がどんどん変わっていくのに酔いました。ベネチアを舞台にしたカンツォーネをはじめて聴いたのですが、なんとも悲しいこの曲がとても好きになってしまいました。早速CDを探しています。
ソプラノの醍醐園佳さんもテノールの.倉石真さんも素敵な演奏をされていました。若手の方が大先生方とご一緒のコンサートに出演するのはかなりのプレッシャーだったのではないかと思います。すばらしく歌えたお二人に拍手です。倉石真さんがNessun Dormaを歌い終わったときにほっとした表情を見せたが印象的でした。
今年は腰の調子が悪すぎて、オペラもミュージカルも知人・友人に代わりに見に行ってもらったほど、コンサートなどを見る機会が減りましたが、やはり人の演奏を聞くのはとても勉強になると改めて思いました。
素敵なクリスマスプレゼントになりました。
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