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Photo4月17日にこの曲目を選んだ理由などを追記しております。尚、開催まで記事がトップになるように動かしています。

NPO Instrument for Childrenでは、以下を掲げ活動されており、その趣旨に賛同し、チャリティコンサートに出演させていただきます。

東北関東大震災で被災した方々が早期復興へと勇気づけられるよう、 「音楽を通して楽しむ」という活動を通して 共に気持ちを分かち合える「瞬間作り」を積極的に行っていきたいと考えております(ホームページより)

コンサートの詳細情報
日時: 2011年4月21日(木)
午後7時開演 
場所:  渋谷アクタスアンナホール  (渋谷駅 徒歩5分)
東京都渋谷区道玄坂1-15-9 中野貿易ビル 03-5458-2512
入場寄付金 3,000円 なお、入場寄付金はすべて、I4C主体にて、被災地の復興支援の活動資金にあてます。

伴奏は、仙台出身のピアニスト、菊池沙織さんにお願いしました。ご親族を津波で亡くされた菊地さんより、当日ご出席の皆様へお伝えしたいメッセージがございます。会場でお聞きください。

今回の震災で感じたことを曲として表現して欲しいというリクエストがありました。
演目を悩んだのですが、下記5曲を選びました。

桜の季節ということで、中田喜直の「さくら横ちょう」でスタートします。「すぎた恋はなまじ取りもどそうとするものじゃない」と歌うこの曲は、「過ぎてしまったことを思い悩むよりも、もうあの頃は帰って来ない」と都会的なクールな、しかし、過去への未練も若干のこっている、そこが人間である、という感じの曲になっています。忘れるには忘れられない。でも、前にすすんでいないといけない春の季節は今私たちがおかれている季節なのかもしれないと思い選びました。

その後、バッハの「G線上のアリア」とアーンの「クロリスへ」を演奏します。バッハの「G線上のアリア」は皆様におなじみの曲だと思います。そのバッハの曲をパロディったのが、アーンの「クロリスへ」です。バロックの良さを残しつつ、アーンがアーンの時代にぴったりの曲として作り出した「クロリスへ」。復興に向け、古い良いものも残しつつ、新しいものを生み出すようにと願い、この2曲を選びました。

最後の2曲は、オペラのアリアより。クレオパトラもクネゴンデも、苦境を超えていく女達です。弱いところもあるけれど、強く生きたい。そんな願いをこめてこの2曲を演奏します。

秋山の演目
中田喜直作曲 歌曲「『マチネ・ポエティク』による四つの歌曲」より「さくら横ちょう」
バッハ作曲 G線上のアリア
アーン作曲 クロリスへ
ヘンデル作曲 オペラ「エジプトのジュリオ・チェザーレ」より”つらい運命に涙はあふれ"
バーンスタイン作曲 オペラ「キャンディード」より"着飾ってきらびやかに"
ピアノ・伴奏: 菊地 沙織

自分にできることはあまり多くないけれども、何かせずにはいられない。そんな気持ちに駆り立てられる毎日ですが、自分ができることを1つずつやっていきたいと思います。

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