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Photoアダム・クーパー、ウィル・ケンプ主演の「兵士の物語」を見ました。

あらすじ
2週間の休暇をもらった兵士がフィアンセと母親に会いに故郷へ帰る途中老人に扮した悪魔と出会う。悪魔は彼が弾いていたヴァイオリンと未来のことが既述されている本を交換してくれるよう頼む。兵士が応じると悪魔は彼を家に招待して歓待し、3日間を過ごす。兵士が村に到着すると、実は3日間ではなく3年が過ぎていたことを悟る。フィアンセは既に他の男と結婚しており、母親は幽霊が戻ってきたと勘違いして逃げる。すべてを失った彼は悪魔にもらった本を活用して金持ちになる。病気の王女を抱えた王と出会い、彼女の病気を治して結婚する運びとなるが、何ゆえか心の空虚感が付きまとい、再び悪魔と出会ったときにヴァイオリンを返してくれるよう頼むが断られる。王と共謀してそのヴァイオリンを奪うが逆襲されて再びヴァイオリンを取られ、彼は地獄に落ちる。

普段、クラシックばかり見ているので、台詞があるバレエはすごく珍しくて、舞台を観ている感覚になりました。これをバレエと分類するのは、ちょっと抵抗がある自分を見つけて、「頭固いな、私」と反省モード。
アダム・クーパーは、「白鳥」以来あまりぱっとしない感じなのですが、やはり、踊りはすごくうまいなぁ..表現力あるなぁ...と思いました。
この物語は、教訓たっぷりのストーリーで、最後のところのメッセージを言いたいがために、これだけ遠回りしたんだろうなぁ...とにかく、遠回りしている感覚がすごくある舞台です。音楽がすごくいいわけでもなく、バレエを見せるわけでもなく、ゆえに、私のようにあまり舞台を観ない人間にとっては、「うーん...どこが良かったんだろう!?」と思う舞台でした。
最後のところのメッセージは、最近、いろいろと思い悩むことが多い毎日なので、思わず、考え込ませるメッセージ。

いま持っているものに、昔持っていたものを足し合わそうとしてはいけない。
今の自分と昔の自分、両方もつ権利はないのだ。
すべて持つことはできない。
禁じられている。
選ぶことを学べ。
一つ幸せなことがあればぜんぶ幸せ。
二つの幸せは無かったのと同じ。

そうだよね、幸せは1つあれば十分なのよね。。。


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