ヘンゼルとグレーテル
NISSAY OPERA 「ヘンゼルとグレーテル 〜ブレーメン劇場版〜」を観ました。
小学校の時に、ヘンゼルとグレーテルの劇に魔女役として出たのを思い出しながら、どんな舞台になるのか、とても楽しみにしていました。
舞台の幕が開いたまま、お菓子のおうちが、ちょこんと舞台の真ん中にあって、雪が降っている。そんなところからのスタート。1幕の前奏曲の管楽器の音がイマイチ合っていなくって、「大丈夫!?」と思ったのですが、幕があがる頃には、音もきっちりあってきて、ヘンゼルとグレーテルが家の中に座っているシーン。大きな椅子と机、冷蔵庫を使うことで、大人でも、子供に見える演出がすごく良かったです。
日本語の歌詞に戸惑いながらも、日本語だから字幕を追わずにゆっくり舞台を楽しめるところがいいと途中から頭が切り替わり、すっかり舞台の中に魅せられてしまいました。
14人の天使がお茶目で可愛くって(グロテスクという人も居ましたが)、玉乗りをしている人とか、登場人物がすごく凝っていて、とても楽しめました。
魔女役は今回はテノール。魔女っぽくおどろおどろしくなく、どちらかというと、可愛い感じすらする、お茶目な魔女で、子供向けの舞台だなぁ〜と思いました。子供向けに書かれているので、当然といえば当然なのですが。。。 もう少しおどろおどろしい魔女が良かったな〜〜
クリスマス気分になるとても楽しい舞台でした。
会場でオペラ歌手のOさんをお見かけし、ストーカーではないのですが、たまたま歩いて行く方向が同じだったので、駅近くまでずっと後ろを歩いて行きました。ちょっと嬉しい(笑)
指揮:下野竜也
演出:クリスチャン・シューラー
管弦楽:読売日本交響楽団
出演:田村由貴絵, 磯地美樹, 臼木あい 他
曲目・演目: 作曲:E.フンバーディンク
台本:A.ヴェッテ
ブレーメン劇場版テキスト:エルケ・ハイデンライヒ
日本語訳詞:田中信昭
全3幕、日本語上演・字幕付
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