クマのプーさんの著者A・Aミルンの言葉
“I think we dream so we don’t have to be apart for so long. If we’re in each other’s dreams, we can be together all the time.” - A.A. Milne
長く離れ離れにならなくてもいいように、夢をみるんだと思うな。もし、ぼくたちが互いの夢の中にいられれば、いつでも一緒にいられるから。 ― A・Aミルン
イギリスの童話作家、A・Aミルンが書いた「クマのプーさん」。
殺伐とした気持ちの日に読み直してみると、プーさんが森の仲間たちと過ごす日々の言葉に、癒されます。
四年前の震災の時に預かった3人の子供の一番下の子に、何度か読み聞かせをした本なので、3.11の近辺になると、なんとなくこの本の存在を思い出します。
親と離ればなれになってしまった子供に、この本を読むのはどうなのかな?と思ったこともありましたが、優しい絵と優しい言葉に、子供は結構喜んで、読んで、読んでとせがまれたことも思い出します。そして、この一文で、彼女ではなく、私が泣きだしてしまうという大失態をおかしたわけですが、ただただ泣く私に、ぴったりくっついてきて、「大丈夫」と言ってくれた子供の優しさも思い出します。
そんな複雑ないろいろな思いが詰まった本ですが、あらためて読み返すと、本当に優しい言葉がいっぱい詰まっています。また、原文では、プーさんが意外とたどたどしい言葉づかいで、それもなんとも子供っぽくて、とっても好きです。
非常にやさしい英語なので、原著で是非読んでみてください。特に、kindle版の挿絵はフルカラーなので、そちらがおススメです!
[amazonjs asin=”0142404675″ locale=”JP” title=”Winnie-the-Pooh (Puffin Modern Classics)”]
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。