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少し時間があったので、アニベルセルギャラリーのシャガール・コレクション展を見てきました。
シャガールの代表作『誕生日』『婚約者達』『天涯の花嫁』などを中心にした油彩作品30点と、珍しい木版画のシリーズ作品『ポエム』 24点組に、リトグラフの大作『屏風』1点が紹介されていました。 シャガールについてのビデオを流されており、ふらっと寄ったのであまり期待していなかったのですが、シャガールの独特の世界に浸れることができ、心が落ち着きました。 シャガールは大好きな画家の一人です。なぜか知らないのですが、辛いことがあるとシャガールの絵を見たくなります。また、そういうときに限って、シャガールの絵がそばにあるのです。 シャガールの独特の色彩と空想的な空間に逃避できるから心が静かになるのかもしれません。 Chagall1_2_thumbチューリッヒに度々行く機会があったのですが、チューリッヒのフラウミュンスターにあるシャガールのステンドグラスが大好きでした。辛いことがあると、そのステンドグラスの下で何をするわけでもなくぼーっとすわり、心を空っぽにしていました。

Opera_thumbまた、パリのオペラ座のシャガールの天井画も大好きです。
ここでオペラをほとんどやらなくなったのは悲しいですが、バレエを見に行き、この天井を見上げると、エッフェル塔や凱旋門がパステルカラーで描かれており、心がとても和みます。

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