(Movie)Desert Flower
ソマリア出身のトップモデル、ワリス・ディリーの半生をつづった自伝「「砂漠の女ディリー」を映画化した作品「Desert Flower」を観ました。
あらすじ(Yahoo映画より)
マリアの遊牧民家庭で生まれ育ったワリス・ディリーは、13歳で結婚させられそうになったことを機に家族のもとを離れる。砂漠からロンドンへたどり着き、路上生活を送っていた彼女は、一流ファッションカメラマンに見いだされショーモデルに転身。やがて世界的トップモデルとなるワリス(リヤ・ケベデ)だったが、しきたりで幼いころに受けた傷に今も苦しめられていた……。
エチオピア出身の現役トップモデル、リヤ・ケベデがワリスを熱演していて、驚きました。物語はだいたい事実に基づいているそうですが、ワリスがトップモデルとして活躍していた時期にソマリアの内戦が当たるのですが、この映画では、内戦が原因で家政婦を辞めなくてはいけなくなるなど、事実と若干異なりそうだなぁと思う点が何か所か。
国連でのスピーチは感動的でした。FGM(女性性器切除)廃絶運動にその後奔走したであろう予感を漂わせる終わり方だ。実際に、彼女はその後FGM廃絶運動を国連大使として行っている。
自らの意志と努力で逆境を乗り越え、人生を切り開いていったワリスの生きざまに圧倒されました。
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