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Photo敬愛する作家、三島由紀夫の「複雑な彼」はお気に入りの1冊。
#三島の作品で嫌いなものをあげた方が早いかもしれないけれど...
忙しくて心に余裕がなくなると、三島由紀夫の作品を読むのですが、この年末もなぜかものすごく忙しくて(年末だから?)、余裕がないなぁ...と思ったので、本棚の三島作品集を物色。
三島らしからぬ作品として有名な「複雑な彼」が目につく。忙しいこの時期に、頭を使わずに、軽く読むにはぴったりの作品です。三島の作品で一番好きなのは、女神なのだけれど、女神は、ベッドの共で常に隣にある本だし、忙しいときに読みたい本ではない。
「複雑な彼」は、若き日の安部譲二がモデルで、この本の解説は安藤譲二ご本人。お金を工面するために書かれた小説らしいですが、洒脱で面白い作品なのは間違いないです。
こんな魅力的な人が実在したんだ〜という驚きは、何度読んでも驚き。
この本を最後に読んだのは1年ほど前ですが、そのときとまた心境が違うのかなぁ〜。
いいなぁと思うシーンが前回とは違います。
映画化もされているらしいので、今度、映画も探してみてみようと思いました。
(総合評価:★★★★★ 三島の作品が好きだから〜)

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