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Masai_thumbサバンナの貴族と呼ばれるマサイ族の戦士の成長を描いた映画、「マサイ」。ドキュメンタリー出身のパスカル・プリッソン監督が12年間マサイの村に通い詰め、信頼を勝ち取り、ようやく撮影の許可をもらい、映画を作ったそうです。そして、11月にマサイの戦士が映画のPRのために来日したときにはかなりの話題になり、見たいなぁと思っていた作品です。12月23日の公開より一足先に見てきました。
演技をしたことのないマサイの戦士に、演技をつけるのは大変だっただろうなぁと思います。また、マサイの戦士には「弱者」という概念がないらしく、「弱者」を演じるように説得するのが大変だったそうです。
概念の無いものをどうやって説得させたのか? 
言葉だけでなく、文化のカベを乗り越えて作った作品なんだなぁとしみじみ思いました。
映画はどちらかというとドキュメンタリー風で、稚拙な演技なのがかえって映画というよりドキュメンタリーを見ている感じにさせてくれました。
総合評価:★★★☆☆

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